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増え続ける猛暑日に対応するLED照明器具

昨年2022年は、35℃以上の猛暑日の日数が過去最多の年となりました。今年2023年も、7月~8月にかけて猛暑続きとなることが予想されています。猛暑日数増加の傾向は、ここ100年の統計から明らかになっており、最近30年の猛暑日の日数は、約100年前と比較して約3.5倍に増加したことが確認されています(気象庁, 2023)。 
猛暑日の工場・倉庫の天井裏の温度は、50℃を超えると言われています。屋根や天井の構造によっては、炎天下の影響を受けてより高い温度に達するおそれもあります。しかし、多くの市場に出回るLED投光器の使用環境温度が最大35℃程度と定められているため、猛暑の日に実際に照明器具が用いられる周囲温度は定められた温度を超えることになります。
 
LED照明器具は主に、光源であるLEDデバイスと、LEDを駆動するための電源回路で構成されます。いずれも熱に弱く、使用環境温度が寿命に影響します。中でも、一般的なLED駆動用電源回路に多く用いられる「電解コンデンサ」と呼ばれる電子部品は、使用温度に寿命が大きく左右される部品です。したがって、猛暑日が増えれば増えるほど、LED照明器具の電源が早く寿命を迎えることになります。
 
ルミア株式会社(以下、当社)は、独自開発の電解コンデンサを使用しない電源回路技術をすべての当社LED照明器具LUMITRON™に搭載しております。LUMITRON™の使用環境温度は、最大マイナス60℃~プラス80℃と業界屈指の高い使用温度範囲となっており、高温下に於いても10万時間の定格寿命を誇ります。当社は、益々増える猛暑日に対応するLED照明器具で、皆様の暮らしにあかりと安心をお届けします。